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【受賞企業発表】第4回CSA賞〜20代に薦めたい「次世代型⼈材」創出企業〜

仕事や本業を通じて社会課題の解決に挑む「人と組織」の育成を目指す一般財団法人 エン人材教育財団(所在地:東京都新宿区、理事長:越智通勝)は、第4回CSA 賞( https://csa-award.or.jp/ )の受賞企業を、ロート製薬株式会社と株式会社クラダシに決定いたしました。

CSA賞は『20代に薦めたい「次世代型⼈材」創出企業〜』として、本業での社会貢献と高い収益を背景に、これからの社会に必要となるビジネスパーソンを育てる力を持っている企業に光を当てることを目的として2020年に創設された賞です。

 

過去3回の開催では、以下企業/部署が受賞しました。

多くの企業が急速な変化を求められる中、これからの社会に必要となるビジネスパーソンの輩出に取り組むとともに、本業を通じた社会課題の解決に挑みながら高い収益性を維持する企業があります。私たちはそのような企業を「これからの企業の理想の姿」として、多くの方々に知ってもらいたいと考えています。

 

 

 

【受賞企業 要件】

  • 20代人財輩出性 

若いうちからどこでも活躍できる人材を育て、その人材が社内で活躍していること

  • 本業主観正義性

自社なりの、社会や業界に対する問題意識を持ち、企業が一丸となってその想いをかたちにしようとしていること

  • 収益性

事業の本来の役割として、一定以上の収益性を継続的に担保していること

【審査員】

名和 高司 氏 一橋大学 ビジネススクール国際企業戦略専攻客員教授

渋澤 健 氏  シブサワ・アンド・カンパニー株式会社 代表取締役

藤沢 久美 氏 国際社会経済研究所(IISE)理事長

越智 通勝 氏 一般財団法人 エン人材教育財団 理事長

 

第4回CSA賞 受賞企業

(※五十音順)

■株式会社クラダシ

 

 

【評価ポイント】

①三方よしの事業モデル展開

フードロスという社会における課題解決に対して、事業として収益を上げながら取り組み、上場まで達成した点が高く評価されました。

②社会課題解決と収益を両立する事業に裁量をもって経験できる環境

会社・事業そのものが、志ある事業に20代が経験できる場として成長できる環境を提供していると言えます。これまでになかったマーケットを創造するというチャレンジングな目標に対し、年齢関係なく裁量を与えられている点が評価されました。

【受賞コメント】

株式会社クラダシは、ミッションを「ソーシャルグッドカンパニーでありつづける」、ビジョンを「日本で最もフードロスを削減する会社」と掲げ、持続的に社会課題の解決に取り組むビジネスを展開しています。社会性・環境性・経済性に優れたビジネスを支え、新たな価値を創出できる人材の育成にも積極的に取り組んでまいりました。この度、これからの社会に必要なビジネスパーソンを育成する企業としてクラダシをご評価いただき、CSA賞を受賞できたことは大変光栄です。これからも、持続可能な社会の促進に貢献できるよう、企業と人がともに成長できる場所を目指してまいります。

 

 

■ロート製薬株式会社

 

 

【評価ポイント】

①自分で考え、挑戦する風土の醸成

受け身ではなく、自分が会社にどう価値を提供できるかを考えさせ続ける仕組みを作り、20代のうちから視座の高い社員を育てている点が評価されました。併せて、日本を代表する大手老舗企業でありながら、年齢給をなくす人事制度の改革を敢行したことも評価のポイントとなりました。

②理念の浸透

「すべての個人や社会の『Well-being』に貢献していく」という思いが社員に浸透しており、商品にも込められている点が評価されました。お客様視点を徹底することが文化として根付いているという特徴も高く評価されました。

【受賞コメント】

このたびは、大変栄誉ある賞をいただき、光栄に存じます。ロート製薬は、事業活動を通じて世界の人々のWell-beingに貢献するとともに、健康で幸せに過ごすことができる持続可能な社会の実現を目指しております。その活動推進の源泉は人財と考え「“個”を尊重した会社と社員の共成長による、Well-beingな社会の実現」を掲げ人財育成に注力しています。今後も、若い世代だけでなく多様な「個」が主体的に活躍し「プロの仕事人」として自律自走することを支援し、社員個々が自分のパーパスやキャリアを自律的に担いながら、個人と組織が共通のゴールへ向かうWell-being経営を目指してまいります。